ジョールートンです。仲間内にフレーム塗装をしてもらい
ついでにオリジナルの部品を使えるようにしてもらったまま
かれこれ25年近く部屋の奥にありました。今回はそれを整備しました。
まずは、ブレーキですが、マファックの原型のセキュリテで
マファックの様に台座が前に出ていないのでフォークの内側、
シートチューブの内側にブレーキシューが入り船が当たるのでシューを交換です。
シューによっては
ゴムが厚くてレバーストロークが少なくなるので、さてどうするか?
と思ったところ、少し長さが短いけれど、吉貝のゴムに替えたらちゃんと効くし、当たり面の
小さいリムにも合うので調子良いです。リムはアップがないですが、かれこれ30年ほど前に
入手したマビックの古いタイプのですが、言い方悪いですが、
他に利用出来ないのでこの自転車に使いました。
チェンジレバーは、Fはオリジナルシクロで、RはTA製です。
このTA製は、フリーは4速なのでエキセンではなくて真円のやつです。
(4Vならエキセンは要らないと思います)
と言うのも、ワイヤーリードから、RDのワイヤーはバネの中を
通すようになっていて、今はスムーズに動きますが、硬い時に
オリジナルレバーでは、曲がってしまうのでは?と思い着けました。
(ワイヤーがたわまない様にバネの中を通しているのでしょうか?)
RDは、4Vの通称逆止めシクロで、シクロ側にもワイヤー止めネジがあるタイプです。
フリーは、14~24で4Vこれに28を足したら
70年代のツーリングレシオのワイド5V14~28になりますね。
ジョールートンと言えば、自分のイメージでは、こんな感じの曲がりハンドルです。
オリジナルのステムは、残念ながら持っていません。
ラディオスのブロックダイナモですが、きちんと発電しました。
もう70年ほど前の豆電球です。
サイズが大きく見えますが、シンートップ560ミリなんですよ。
この自転車は、42Bでしたが、土屋さんのところの38Bに換装。
平地しか走っていないので、それ以上は判りませんが、
とにかくすごく軽く走れます。
下はアレックス・サンジェですが、いじる前の画像です。
ここから、ハンドルをフィリップ並行ランドナーバーへ
Rハブを、デモンタブルハブのジョフレへ、リムはマビッククリテリュームから
自分の好みのかまぼこへ、タイヤは、ユッチンソンの35Bを土屋さんのところの
36Bへ。まぁギリギリですが、ちゃんと着いたけれど、もう少し細い方が・・・。
↑こうなりました。
シェラックニスは、苦手でね~手袋ボロボロになるし・・・。
この自転車は、作る時にRハブは、ニベックスの時みたくウイングボルトに出来ないか?
聞いたら、1Vはチェンレストに使うので
4VフリーにするならOKと言われ、却下したのです。
そこで、デモンタブルハブ、やっと装着しました。
僕って物を手に入れてから10年~20年、平気で経ってから行動するタイプです。
これは、早い方です。
ハブは、右側は軽合ナットです。
FDの羽の、針金型は、外して僕のデザインした奴。
きちんと変速しますが、あまり洗練されていなくかっこ良くなかった?
ハブのこの串ネジを緩めると、エンドにフリー側だけが残ってホイールが抜けます。
タイヤが少し太くなりました。
ちょっと、聞かれました。
ステーとフォークのメッキの事ですが、ブレーキの台座近くまで
メッキしてくださいと、しました。要するに1/2メッキではなくて
2/3メッキと言う感じですか・・・。