60Sブルックスと言っても、プロフェッショナルとコンペティションスタンダードの話です。

シクロツーリストVo.9の中堀さんのお話に出ていたので
ここで、ひとつだけ訂正、ページ105のプロとコンペの画像は逆です。

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これは、僕が最近使い始めた60Sのブルックス・プロフェッショナル
中堀さんが、最強の革サドルと書いているものです。
実は、もう長い事使っている60S代物も有り、そちらは僕のお尻に
フィットしているのですが、これが70年代物ですと、けっこう最初から
きちんとなじむものですが、60S代物はかなり手ごわいです。
それでも、なじんだ時の事を思えば頑張る気になりますが
僕のデリケートかもしれないお尻が勝つか負けるかと言う位の物。

ただ皆さんには、そんな意味で僕、個人の意見ではお勧めできません。
ブルックスもイデアルも70S代物が一番おすすめ出来るかな。

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これが60S代物のブルックス・プロフェッショナルの証。

次は、ブルックス・コンペテイションスタンダード

長く作っていただけ有り僕でも大まかで3種類は所有しています。

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上の2つは、鼻先まで革が伸びていて『これぞ、コンペテイションスタンダード』
です。と言う感じなのですが、この鼻先がトップチューブに自転車をまたがり
止まろうとすると、レーサーパンツに引っかかるんですよね。
当時のウールのジャージだとこの引っかかりが、けっこうストレスとなるものです。

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これは、上の2つとは違いプロフェッショナルみたく鼻先をカットしてあります。
普通にお店の片隅に残っていた物をもう20年以上前に購入したのと
と、あるお店のクラッシックパーツリストでやはり20年前に購入したのも
同じく鼻先がカットされていたので、レーサーパンツに引っかからない様に
最初からカットしたのも有ったようです。
でも、コンペテイションスタンダードは、後ろにバッチもない、
純粋なレーサー仕様と言っても良いので、このカットの為に
チョット少し安っぽく見えたりもして

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コンペテイションスタンダードを裏から撮った画像です。
長く作っていただけ有って、エナメルベースにメッキベース
そして1枚革に2枚革と色々と存在しています。